ろっ骨は動く?動かない?
ろっ骨は、動くのかな?
以前の私は、そんなことを、考えた事もなかった。
でも、今なら言える。
ろっ骨は、背骨と関節でつながっているので、動きます。
動くべきだから関節になっている。
でも、以前の私は、言えなかった。
皆さんは、覚えていませんか?
理科で、「ヘーリングの模型」という器具を使って、呼吸の仕組みの実験をしたことを。
どんな模型だったかと言うと。
ガラス瓶の口にガラス管が刺さっていて、その先が2つに分かれて瓶の中に入っている。
その先には、2つの風船がついている。
ガラス瓶の底は、ゴム膜。
ガラス瓶は、胸郭(ろっ骨と背骨と胸骨)、
風船は、肺、
ゴム膜は、横隔膜、
を表している。
ゴム膜を引っ張ると、中の風船が膨らんで、ゴム膜を戻せば、中の風船がしぼむ。
この「ヘーリングの模型」が頭の片隅にずっとあったので、呼吸は、横隔膜が上がったり下がったりするだけで、胸郭(ろっ骨と背骨と胸骨)は、ガラス瓶のように固まったままだと思いこんでいた。
でも、カキラの養成コースに入構して、その思い込みが違うんだって分かった。
カキラリスト養成コースで、
ろっ骨は動くと教わった。
ろっ骨は、背骨と背骨の間に挟まるように関節になっていて、
片側12本、両方で24本のろっ骨がそれぞれに動くと教わった。
解剖学の図をじっくり見ながら、確認した。
「ほ、ほ、ほんとだ〜、すごーい、・・・・面白い。」と心の中で呟いた。
カキラでは、ろっ骨の動きを使って背骨を整えます。だから「ろっ骨エクササイズ カキラ」。
ろっ骨って動くんだよ。
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写真の「アシアの型」は、ろっ骨の動きを使って背骨を上へ上へと引き上げ、整えます。
今、ベルリンは、たんぽぽが青空に向かって黄色い花を咲かせています。
そんな姿を見ていたら、
「アシアの型」で私も、グンと背筋を伸ばしたくなりました。