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呼吸についてVol.1 肺はどうやって動くの?肺が入っている入れ物について

息を吸ったり、吐いたりする時に、肺が直接的に、伸び縮みするわけではありません。

いったい、肺は、どうやって伸び縮みしているのでしょう?

肺を伸び縮みさせる仕組み

胸郭とは

まずは、肺が収まっている入れ物から見て行きましょう。

それは、胸郭と言う部分です。

胸郭とは、下の図の骸骨の中で、鳥かごのような形をしている胸部の骨格です。

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胸郭の骨格は、

胸骨、肋骨、胸椎

の3種類の骨で成り立っています。

 

胸骨は、胸のど真ん中にある縦長の硬い骨です。

胸骨柄、胸骨体、剣状突起の3つからなります。トンボの幼虫ヤゴみたいな形をしてい

ます。

 

肋骨は、あばら骨と言えば、皆さん想像しやすいですね。左右に12本ずつあります。

 

胸椎は、背骨の一部。そう、背中にあります。胸椎も12個あり、左右で肋骨と繋がっ

ています。

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そして、これらの骨は、靭帯、真関節、軟骨性結合によって動くように連結されてい

ます。そう、鳥かごの形は、変化させることができるのです。

胸郭は、形を変化させることができる。

 

胸郭は、前から、横から、後ろまで何かをぐるりと、取り囲むような形ですね。

 

取り囲まれているのは、肺や心臓など。

肺は、こんな感じで収まっています。

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皆さん、ご自分の胸郭を前から 横から 後ろから、鏡に写して見てみて下さい。

丸みがあり、ずいぶん大きいと思いませんか?

私は、手を上げて、横から自分の胸郭を見た時、

「うぁ〜、結構、厚みがあるんだなぁ」って思いました。

 

胸腔と胸膜腔

私達の体には、たくさんの臓器があります。

脳、心臓・肺など、胃・小腸・肝臓など、膀胱・子宮・直腸など。

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これらの臓器は、体の中にバラバラに、一緒くたに、詰められているわけではありません。

いくつかの部屋に、分けて収められています。上手に収納されているんですね。

 

肺や心臓などが収められた部屋は、胸腔(きょうくう)と呼ばれます。

この部屋は、胸郭・胸郭に付随する筋・横隔膜によって囲まれています。

 

腔とは、「体内で空になっている所」だそうです。

 

胸腔の下は、腹腔と呼ばれ、 胃・小腸・肝臓などが収められた部屋です。

 

胸腔と腹腔の境目は、横隔膜です。

 

肺は、漿膜(しょうまく)という滑らかな表面の膜で覆われています。

大切な肺は、包まれています。

肺を包んでいる漿膜を特に、胸膜といいます。

肺膜じゃないんですね。

肺を包んでいるので、肺膜だと勘違いしそうです。

 

胸腔の中で、胸膜で包まれている肺は、こんなイメージ。

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硬い殻が胸郭で、内部の空間が胸腔、

殻の内側に張り付くようにある膜とナッツを覆う薄皮が外側の胸膜と内側の胸膜、

その間が胸膜腔(後日説明します。)、ナッツ部分が肺。

 

なんとなく、イメージしていただけるでしょうか?

肺を包んでいる胸膜はペラペラの膜というより、中にサラサラとした漿液(しょうえ

き)を少量含んだ、袋状のものだとイメージして下さい。

だから、胸膜には、外側と内側があり、付着しているものが違います。ここ、大事。

 

胸膜は、胸腔(肺や心臓が入っている部屋)の内側をすっぽり覆っています。

そのため、外側は、胸腔を構成する骨や筋肉(胸骨、肋骨、胸椎、肋骨と肋骨の間の筋

肉、横隔膜など)に付着しています。

そして、内側は、肺に付着しています。

そして、外側と内側には、僅かな隙間があり、そこには、少量のサラサラとした漿液が

入っています。この内部空間を、胸膜腔と言います。

この胸膜腔は、常に大気圧より低い状態(陰圧)に保たれています。

そのため、肺はいつも外側に引っ張られた状態となり、息を吐いた時でも肺がぺちゃん

こにしぼんでしまうことには、なりません。

肺は自らは動くことはできませんが、肺の外側にある胸郭という鳥かごのような部位が大きく膨らむことで、肺と胸郭に張り付いている胸膜を介して肺はひっぱられ、大きく膨らむことができるのです。

つまり、深く息を吸いたければ、肺の力を強くしたければ、胸郭の動きがよくなければなりません。

胸郭がしっかり動くようになるエクササイズ

胸郭の動きをよくするって言ったって、どうやって?体をねじってみたり、もぞもぞしてみても、胸郭が動いているって感じは、ありませんよね。

でも、この胸郭を簡単に柔軟にするエクササイズがあるんです。それが、私たちカキラリストが行う、ろっ骨エクササイズKaQiLa〜カキラ〜です。本当に呼吸が深くなります。

呼吸は大切です。深く息を吸えるとたくさん酸素が体に取り込まれて、体中の細胞がよく働くことができます。あなたも、深く息が吸える、柔軟胸郭を作りませんか?

↑こちらの記事は、カキラのグランドトレーナ仲間で綴るブログ「50万人が絶賛!自分でカラダの痛みやコリをとる方法!」へのTamakiの投稿記事です。

「50万人が絶賛!自分でカラダの痛みやコリをとる方法!」には、他にも健康に過ごせるヒントがたくさん投稿されています。

 

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