股関節まわりの筋
ベルリンはなかなか、暖かくなりません。
それでも、恒例の苺スタンドが街中に立ち、
苺を売っていました。
さて、
股関節周りの筋を眺めていました。
中でも、
股関節の外旋に働くという筋肉を
しげしげと見ていました。
股関節の外旋とは、こんな動きです。
つま先や、膝、太ももの前面が
体の外側へ向くような動き。
出典: 姿勢と動きの「なぜ」がわかる本
日常生活では、
歩いたり、走ったりする時に働き、
股関節の大切な動きの一つです。
股関節の外旋筋の主なものに、
外旋筋六筋
出典: 姿勢と動きの「なぜ」がわかる本
と呼ばれる筋があります。
これらの筋は、
起始部が骨盤で、
停止部が大腿骨ですね。
骨盤に関係しそうな感じだなぁ・・・・。
洋梨のような形をしているという
梨状筋は、
仙骨の真ん中辺り(腹側)から
大腿骨の大転子へ伸びています。
出典:カラー図解 筋肉のしくみ・はたらき事典
へぇ〜、仙骨についてるんだ!
仙腸関節に関係がありそう・・・
出典:骨と関節のしくみ・はたらきパーフェクト事典
はい、ありました。
『フランクリン・メソッド 骨盤力』
によると、
「この筋肉が短くなってしまうと、
腸骨と仙骨の間の仙腸関節に
好ましくないねじれや
ブロックができてしまいます。」
梨状筋って、
仙腸関節の歪みに関係していたんですね。
仙腸関節の歪みは、
腰痛の原因にもなります。
仙骨を頭の方へ上がっていくと、
その先には、さらに、背骨が繋がっています。
背骨は、積み木のように連なっているので、
下の方(仙骨)で歪みが生じれば、
バランスをとろうとして
腰椎や、胸椎、頚椎を歪ませます。
出典:骨と関節のしくみ・はたらきパーフェクト事典
その結果、
腰痛、肩こり、背中の痛み、首こり・・・
といった症状がでることも。
梨状筋は、
股関節周りの筋なのに、影響力は広いですね。
ベルリンのクラスでは、
今月は、股関節まわりを改善するプログラムを
行っています。
ご一緒にいかがですか?