腰部脊柱管狭窄症の改善
地球に暮らす私達は、
体を下へと引っ張る力〈重力〉と
一生付き合わなければなりません。
年齢が高くなるほど、
私達の体のパーツは、
重力に逆らえず、下へ
下へと落ちていきます。
そう、
肋骨も下がります😟
肋骨が下がると悪いことだらけ。
例えば、
肋骨と骨盤の間の空間が、
狭くなります。
この空間には、
背骨の中で腰椎と呼ばれる5つの骨があり、
カーブを描いて積み木のように重なっています。
そして、
この積み木の間には、
椎間板というクッション剤があります。
肋骨と骨盤の間に十分な空間があれば、
5つの腰椎はきれいなカーブを描いて、
キレイに並ぶことができます。
でも、、、、
肋骨が下がって、
空間が狭くなると、
空間内にどうにか収まろうとして、
腰椎のカーブが崩れ、
並びが悪くなります。
並びが悪くなると、
どうなるか・・・・
椎間板が変形したり、
骨が変形したり、
靭帯が分厚くなります。
腰椎という骨の中には、
穴があって、
それが幾つも並ぶと、
細長い管のようになります。
ここには、
神経が通っています。
重力に引っ張られて、
肋骨が下がって、
肋骨と骨盤の間が狭くなって、
腰椎の並びが悪くなり、
椎間板が変形したり、
骨が変形したり、
靭帯が分厚くなると、
ストーンとトンネルになっていた管が、
くねくねして、
その管の中を通る神経が、
圧迫されます。
そうすると、様々な不都合がおきます。
その一つに、
腰部脊柱管狭窄症
(ようぶ せきちゅうかんきょうさくしょう)があります。
60代のお客様に、
たくさん歩くと、
腰やお尻、脚が痛くなる、しびれる。
でも、
痛くなっても休むと、また痛みがなくなって歩ける。
とおっしゃる方が、いらっしゃいました。
これは、腰部脊柱管狭窄症の症状です。
でもね、
カキラを続けていくうちに、
たくさん歩いても、痛みがでなくなってきたんですって。
先日、とっても嬉しそうに報告して下さいました。
長くレッスンを続けておられる方は、
そう言えば、そんなこともあったわね〜と、
今では忘れておられました😆
カキラは、
肋骨を重力に反して、
上へ上へと引き上げます。
肋骨が引き上がれば、
肋骨と骨盤の間に十分な空間が出来て、
その間に収まる5つの腰椎の並びがよくなります。
そうなれば、しめたもの、
神経の通り道もストーンとなり、
圧迫がないので、しびれや痛みが出ません。
生きている限り、
人は重力のある地球で暮らします。
重力と上手にお付き合いしていきたいですよね。
今週も、レッスンでは、
笑顔で、皆さんと一緒に
肋骨を引き上げました〜。
簡単な方法で、肋骨が引き上がって、腰への負担が減る!
カキラを、一緒にしましょう!