脳脊髄液の循環の仕組み No.2
前回のお話の続きです。
蝶形骨と後頭骨の結合部分、
「蝶形後頭底結合」が屈曲と伸展を行うことで、
脳脊髄液が生産と循環を行いますが、
この「屈曲」と「伸展」は、
仙骨と連動して動いているそうです。
わっ、また、頭からしっぽまで関係しています。
(出典: 「3つの体液」を流せば健康になる!)
さて、
仙骨の動きが
どのような役割を担っているかと言うと。
脳から「蝶形後頭底結合」の伸展で、
下へ降りてきた脳脊髄液を
吸い込んだり、押し揚げるための、
ポンプの働きをしているそうです。
仙骨は、呼吸と共に僅かに動きます。
吸気時には、ぐぐっと起き上がってきます。
(仙骨ののけぞり運動)
呼気時にはお辞儀をするように、傾きます。
(仙骨のうなずき運動)
吸気時に起こる、仙骨ののけぞり運動によって、
脳脊髄液が上へ押上られ(揚水)、
呼気時に起こる、仙骨のうなずき運動によって、
脳脊髄液が吸水されるということです。
脳脊髄液の生産と循環に関して、
頭の部分と、しっぽの部分での動きや働きは
理解できましたね。
続きは、次回に書きます。