脳脊髄液の循環の仕組み Nr.3
前回のお話の続きです。
これまでに、頭の部分、しっぽの部分で
別々に理解してきたものを、
体全体の動きでとらえるために、
整理してみます。
まず、
以前のブログ「後頭骨と仙骨」で、お伝えしたように、
呼吸時に仙骨と後頭骨は、連動して動きます。
吸気時に、
頭の方では、後頭骨が足の方へ動き、
頭蓋骨が膨らむような動きが起こり、
蝶形後頭底結合が屈曲し、
脳脊髄液が生産されます。
しっぽの方では、仙骨ののけぞり運動により、
脳脊髄液が揚水されます。
呼気時は
頭の方では、後頭骨が頭頂の方へ動き、
頭蓋骨が縮むような動きが起こり、
蝶形後頭底結合が伸展すると、
脳脊髄液が下へ降りていきます。
しっぽの方では、仙骨のうなずき運動により、
脳脊髄液が吸水されます。
脳脊髄液の循環には、
頭からしっぽまでの連動が、関係していました。
皆さんの
仙骨の動きは悪くなっていませんか?
背骨は整っていますか?
呼吸はしやすいですか?
そう言えば、カキラの型には、
「鏡の型リバース」のように、
脳脊髄液の生産・循環を
積極的に良くするものもあります。
この型を行った後、
頭がスッキリした感じがあったり、
目が見えやすくなるのは、
脳脊髄液の循環が、良くなったからですね。
頭痛、耳鳴り、めまい、不眠症、冷え性、
頭がもやもやする・重いなどの不快感、
婦人系の症状、倦怠感、集中力・思考力の低下。
このような、症状でお悩みの方、
いらっしゃいませんか?
kaQiLa〜カキラ〜で、姿勢を整えて
脳脊髄液の生還と循環をうながしましょう。
日々の暮らしが、今よりも、楽に快適になりますよ。