腕の骨たち
ドイツは明日から夏時間に切り替わります。
冬は朝8時でも真っ暗だったのに、
この頃は、朝の5時半頃からうっすら明るくなり、
早起きの鳥の声が聞こえます。
鳥の声は素敵だけど・・・・、
「まだ、5時過ぎやで〜。もうちょっと寝かして〜。」
一時間、時計の針を進める夏時間が、
待ち遠しい。
さて、私の場合、
冬の間中、服の中に隠れていた骨、があります。
それは、「鎖骨」。
この鎖骨って、腕の動作に関係しているんです。
皆さんは、腕を上げたり、前に伸ばしたりする時、
どこが動いていると思いますか?
腕は、以下の図のように
上腕骨から下だけが動いているのでは、
ありません。
腕は、
肩甲骨や鎖骨も含めて動きます。
それは、知ってるよ〜って
私も、思っていたんです。
でも、知っていただけ、
使えてなかった。
セータを脱いで、
カキラの練習を鏡の前でしていて、
ハッとしました。
「鎖骨って、こんな風に、
こんなにも、
動いてるんやぁ
」
皆さんも、
腕を色々な方向へ動かして見て下さい。
鎖骨が、色んな方向へ動いていますね。
私の場合、
肩甲骨を外転や内転にする腕の動きで、
鎖骨の動きを、忘れていました。
「鎖骨の動きは関節を介して
肩甲骨と上腕骨に伝わり、
これらの骨を正しいルートに誘導して
運動を助けます。」
鎖骨も腕の一部。
動くべきものは、
ちゃんと使ってやらなくては、
いけませんね。
鎖骨の動きがよくないと
肩関節のスムーズな動きがぎこちなくなり、
可動域も制限されます。
そして、
関節の動きが悪くなる分、
筋肉や靭帯への負担も増加します。
そんな日常での動作の繰り返しが、
五十肩(肩関節周囲炎)の原因
になることもあるそうです。
春になって見えてきた鎖骨、
肩周りのトラブル予防に大事な骨でした。
上腕骨だけでなく、
鎖骨も肩甲骨も動かすカキラは
五十肩(肩関節周囲炎)予防に効果的です。
猫背や巻き肩が気になる方、
肘をつく癖がある方、
肩関節が硬いと感じている方、
カキラを始めませんか?
(画像はお借りしました)
