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KaQiLaブログ

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歩行と骨盤

昨日から、また冷え込んでいます。

「う〜さむ〜い、、、、。」と、

コートの胸元をかき寄せて歩いていて、発見。

ちょっと大げさですが、

歩いている時に骨盤が動いていない。

(全く動いていないのではなく、

動きが少なくなっているということです。)

歩行時に骨盤は、
傾斜、回旋運動、側方移動を
行っています。でも私は、寒くて、体を丸めた姿勢で歩いていたので、
骨盤は動きたくても動けなかったようです。
その結果、
歩幅は狭まり、すり足気味になっていました。

歩行時の骨盤は、大雑把に言うと以下のような動きです。

①骨盤の傾斜(前傾と後傾)
この骨盤の傾斜は、
「左右への速やかな重心の移動を助け、
さらに、
歩行時に生じる体の上下運動を抑えてくれます。」

この前傾と後傾は前後2°程度とわずかですが、
動くべきものを動かさない、
動くべきのもが動けないのは問題です。

②骨盤の回旋運動

骨盤の回旋運動は、

「極端な重心の移動による体幹の左右の揺れを抑え、

同時に

股関節や膝に加わる衝撃を抑える働き」

があるそうです。

また、骨盤は回旋しながら

前へ進んで行く力も生み出しているそうです。

この時の骨盤の前方への回旋は、4°ぐらいで

これまた、たくさんではありませんが、大切な動きです。

この回旋は、反対側の股関節が支点となっているそうで、

股関節に痛みがあったり、動きが悪いと、

正常な回旋運動ができにくくなるそうです。

余談ですが、

私は右足を踏み出す時に、

この骨盤の回旋運動を抑制していたようです。

「右骨盤、前に出てよし、前、前」と唱えながら歩くと、

随分と楽に歩けました。

私の右腰に痛みが出るのは、

歩行時の悪癖が一つの原因だったのかもしれません。

③骨盤の側方移動

骨盤の側方移動は、

「重心移動による体の横揺れを最も抑え、

衝撃や負荷を効率よく分散」してくれるそうです。

例えば、右片足立ちになる間、

重心は右へ移動し、

その時骨盤が右へ側方移動することで、

上半身の右への動揺を抑え、

同時に

右股関節や右膝への衝撃や負荷を緩和してくれるそうです。

どれぐらい移動するかというと、

約2,5cm片足立ちになる方へ移動しているそうです。

この時に働いている筋肉の一つに、

お尻についている中殿筋があります。

その中殿筋が弱いと骨盤の側方移動が大きくなります。

上記の図のように、

中殿筋が弱い方の歩き方では、

骨盤が荷重側に大きく側方移動し、

反対側の骨盤が下へずり落ちています。

このずり落ちる骨盤を

引き上げようとがんばっている筋があります。

それが、腰方形筋です。

腰方形筋は中殿筋と協調して働いています。

歩行時に、

骨盤の側方移動が過剰に起きないようにするためには、

中殿筋を鍛えるだけでなく、

腰方形筋も鍛える必要がありそうです。

カキラのレッスンでは絶えず、

この筋を刺激しているように思います。

特に腰方形筋を鍛える型を多く取り入れたレッスン後は、

腰が高く、スイスイと歩けるのは、

歩行時の骨盤の側方移動を

うまくコントロールできているからかも知れませんね。

というわけで、歩行時には、骨盤が動いています。

それは、「歩行時に生じる衝撃や負荷を緩和し、

体重移動と力の伝達を効率よくするために」です

寒い寒いと、姿勢を崩して歩いてばかりいると、

この骨盤の動きを制限してしまい、

体に負担をかけてしまうことになりそうです。

カキラのレッスン後は、

体もポカポカ、姿勢も整い、スイスイ歩けます。

もう少し、寒い日が続きますが、

体の中から温まって、姿勢よく歩きませんか?

ろっ骨から体を整え、
心身ともに
楽になるエクササイズKaQiLa~カキラ~
一緒に楽しみましょう!

カキラは深い専門性に由来した健康メソッドですが、難しいことは抜きに、
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